【講演特集案内】

粉体粉末冶金協会 H15年度秋季大会研究発表大会

平成15年11月6日(木)〜8日(土)(大阪大学)

講演特集「炭素系機能材料」のご案内


 炭素は古くからよく使われてきた材料であり、将来の来たるべき「豊かで、安全な、便利な社会」を拓く先端材料に、炭素材料は重要な役割を担うと予想されます。現在、これらについては、本協会も含め種々の立場から活発な研究が進められていますが、それぞれの特徴を保ちながら交流することは、今後の研究に格段の進歩が期待することができます。
 そこで、本特集ではキャパシタ、電池、電磁波吸収、触媒、ウッドセラミックスなどをはじめとする炭素系機能材料、カーボンナノチューブ、フラーレンなどの微細構造炭素C/Cコンポジット材料、および潤滑材やバイオ有機材料など幅広く講演を募集し、材料創製や開発などの製造・応用から炭素系材料の基礎的な構造解析までの広範囲に渡る気楽にかつ大胆な意見交換や人的交流の場を提供したいと思います。奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。
 
                                   以上

講演特集プログラム
11月6日(木)
−第V会場−

(12:30〜13:30) 座長  阪田 祐作
3-9 特別講演
炭素材料の構造・組織と機能
  (愛知工業大学 応用化学科)稲垣 道夫
3-10 特別講演
鋳型法によるナノカーボンの合成とその応用
  (東北大学 多元物質科学研究所)京谷 隆
−5分休憩−
(13:35〜14:55) 座長 阪田 祐作
3-11 招待講演
活性炭という機能材:現状と将来
  (クラレケミカル梶j山田 隆之
3-12 招待講演
廃棄物系炭素材の環境関連応用
  (JFEホールディングス梶j山口 安幸
3-13 招待講演
活性炭を用いた天然ガス吸着貯蔵技術
  (大阪ガス梶j関 建司
3-14 招待講演
DLC膜の現状と展望
  (住友電気工業梶j織田 一彦
−5分休憩−
(15:00〜16:00) 座長 武藤 明徳
3-15A アーク放電によるフラーレン合成−陰極直径、電流および収集温度依存性
  (金沢工大)大槻 龍生、松下 真輝、杉俣 悦郎、大橋 憲太郎、那須 昭一
3-16A アーク放電法によるフラーレンの合成−アーク温度依存性、
ヘリウムガス圧力依存性、収集距離依存性
  (金沢工大)大槻 龍生、松下 真輝、杉俣 悦郎、大橋 憲太郎、那須 昭一
3-17A 抵抗加熱法によるフラーレンの合成−黒鉛種依存性、ヘリウムガス圧力依存性
収集距離依存性
  (金沢工大)大槻 龍生、松下 真輝、杉俣 悦郎、大橋 憲太郎、那須 昭一
3-18A 炭素粉末の連続黒鉛化処理技術の開発
  (石川島播磨重工業)新井 一人、望月 智俊、 杉野 友洋、松田 至康
  (ジャパンエナジー)高畠 稔
(16:00〜17:00) 座長 大橋 憲太郎
3-19A フェノール樹脂粉末からの加圧炭化法による多孔性炭素板膜の調製
  (岡山大工)埴岡 亜紀、武藤 明徳、Thallada Bhaskar、阪田 祐作
3-20A 湿式めっき法による金属/グラファイト微粒子複合膜の作成
  (岡山大工)林 秀孝
3-21A 反応性熱プラズマ処理MCMB粉末の評価とそのリチウムイオン負極材への応用
  (物材機構)石垣 隆正、(TDK)栗原 雅人、丸山 哲
  (法政大)田中 秀樹、守吉 佑介
3-22A 微細構造の異なる合成樹脂からの電気二重層キャパシタ用炭素多孔質紛体の調製
  (岡山大工)有馬 淳一、武藤 明徳、Thallada Bhaskar、阪田 祐作

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