小野努 教授

所属

岡山大学大学院自然科学研究科
化学生命工学専攻

(工学部化学生命系学科) 

連絡先

〒700-8530
岡山市北区津島中3丁目1番1号
岡山大学大学院自然科学研究科化学生命工学専攻

TEL: 086-251-8083
FAX: 086-251-8083
tono@cc.okayama-u.ac.jp(@を半角にしてください)

最近の講演(予定)など

  • 2012年12月21日 ナノファイバー研究会第14会研究例会(@大阪科学技術センター)「マイクロ流路を用いたナノファイバーの湿式紡糸プロセス」
  • 2012年11月30日 NEDO若手研究グラント 産学マッチングデー2012(@NEDO本部)「革新的マイクロ湿式紡糸プロセスによる高機能ナノファイバーの創製」
  • 2012年11月9日 近畿化学協会合成部会フロー・マイクロ合成研究会第56回例会(@大阪科学技術センター)「マイクロ流路内での異相界面の作り方・使い方」
  • 2012年8月16日 材料化学システム工学討論会2012(@東京工業大学)「単分散液滴内での晶析反応からNucleationを考える」
  • 2012年8月2日 粉体操作に伴う諸現象に関する勉強会(@伊東温泉)「界面を制御して微粒子構造を制御する」
  • 2012年7月28日 第6回自己組織化討論会(@つくばセミナーハウス)「マイクロ空間での流体制御による高分子材料開発」
  • 2012年6月19日 International Powder and Nanotechnology Forum (IPNF) 2012 in ACHEMA 2012 (@Frankfurt, Germany) “Design of Polymer Materials Using Microfluidics”
  • 2012年5月9日 岡山地区化学工学懇話会特別講演会(@岡山県リサーチパーク)「マイクロ~ナノレベルで流体を制御した高分子材料開発」
  • 2012年4月23日 京都大学マイクロ化学生産研究コンソーシアム1周年記念講演会(@京都大学)「マイクロ流路内での異相界面制御と材料形態制御」
  • 2011年2月16日-18日 第10回国際ナノテクノロジー総合展 nano tech 2011(@東京ビッグサイト)岡山大学ブース内展示・口頭発表「湿式プロセスによるナノファイバーおよびナノ粒子の連続調製」
  • 2010年12月8日 第6回マイクロカプセル研究会(@新潟大学駅南キャンパス)「マイクロカプセルの内部設計ー目的内包物に合わせたカプセル調製法開発ー」
  • 2010年6月30日-7月2日 第4回医薬品原料国際展(@東京ビッグサイト)ポスター展示,医薬品化学研究発表大会口頭発表「疎水性薬物内封ポリ乳酸系ナノ粒子の環境低負荷調製プロセスの開発」
  • 2010年6月30日-7月2日 第9回国際バイオEXPO(@東京ビッグサイト)岡山大学ブース内展示,バイオアカデミックフォーラム口頭発表「Microfluidicsを利用したバイオ素子のマイクロカプセル化技術」
  • 2010年6月26日 第38回JSPS Core-to-Core先進微粒子ハンドリング科学セミナー(@岡山大学) “Monodisperse Emulsions: Processing and Applications”
  • 2010年5月26日 第31回メディカルテクノおかやまサロン(@岡山大学)「マイクロリアクターの魅力とメディカル分野への応用の可能性」
  • 2009年9月16日 化学工学会第41回秋季大会若手・中堅研究者懇親・後援会(@広島大学)「界面を操って材料を作る液相プロセス」
  • 2009年9月16日 化学工学会第41回秋季大会若手・中堅研究者懇親・後援会(@広島大学)「界面を操って材料を作る液相プロセス」
  • 2008年6月26日 情報機構セミナー(@東京・お茶の水)「マイクロ化学プロセスとしてのマイクロリアクター」

略歴

1971年8月 福岡県北九州市生まれ
1997年4月 日本学術振興会特別研究員(~1998年8月)
1998年5月 九州大学大学院工学研究科博士修了(工学)
1998年6月 マサチューセッツ工科大学客員研究員(~1998年8月)
1998年8月 九州大学大学院工学研究院助手
2004年3月 スタンフォード大学客員研究員(~2005年3月)
2006年4月 岡山大学大学院環境学研究科助教授(2007年4月から准教授)
2012年4月 岡山大学大学院自然科学研究科教授

主な受賞履歴

  • 2010年 5th World Congress on Emulsions – Best Poster Award
  • 2009年 岡山大学トップリサーチャー奨励賞 「機能性インターフェイスを備えたコロイド材料開発」
  • 2002年 化学工学会奨励賞 「逆ミセルによる生体高分子の高度分離を目指した界面の機能設計」

最近の研究プロジェクト履歴

2006〜2007年度 文部科学省都市エリア産学官連携促進事業(岡山県南エリア)「マイクロ反応プロセス構築のためのアクティブマイクロリアクターの開発」 研究副統括(兼業),サブテーマーリーダー
2007〜2009年度 厚生労働科学研究費補助金医療機器開発推進研究事業ナノメディシン研究「光線力学的治療に有効な多機能型薬剤内封ナノ運搬隊の開発」 代表
2007〜2008年度 岡山大学次世代研究者・異分野研究連携コア育成支援事業「持続可能な物質社会のための“バイオインターフェイス”構築」 代表
2008年度 文部科学省特別電源所在県科学技術振興事業「ナノ〜マイクロスケールにおけるインテリジェント表面作成技術の開発」 代表
2008年度 JSTシーズ発掘研究「高効率バイオセパレーションツールとしての微粒子の表面設計」 代表
2009年度 JSTシーズ発掘研究「界面制御ラジカル重合による機能性微粒子の調製」 代表
2009年度 JST重点地域研究開発推進プログラム(地域ニーズ即応型)「薬液ナノエマルション生成用マイクロリアクターの試作評価」 分担
2009年度 文部科学省特別電源所在県科学技術振興事業「ポリ乳酸ミクロスフェアの高機能化を目指した新規微粒子調製プロセスの開発」 代表
2009〜2011年度 岡山大学次世代研究者・異分野研究連携育成事業「革新的技術融合による次世代マイクロバイオデバイスの創製」 代表
2010年度 岡山県バイオマスイノベーション創出拠点形成委託事業 分担
2011~2013年度 NEDO先導的産業技術創出事業「革新的マイクロ湿式紡糸プロセスによる高機能ナノファイバーの創製」 代表(中間ゲート方式,4年)

所属学会および役職

  • 化学工学会 - 化学工学会中国四国支部役員,トピックス委員(2011年度),機能性微粒子分科会
  • 高分子学会 - 第60回高分子討論会(2011年@岡山)運営委員
  • 生物工学会
  • 日本化学会
  • American Chemical Society (ACS)
  • 日本DDS学会
  • 光線力学学会
  • 岡山地区化学工学懇話会 幹事
  • 岡山マイクロリアクターネット 副会長
  • 中四国若手CE代表幹事(2009年10月〜)

主な論文

  • M. Yasukawa, E. Kamio and T. Ono,”Monodisperse Water-in-Water-in-Oil Emulsion Droplets” ChemPhysChem., 12 (2), 263-266 (2011)
  • M. Muranaka, K. Hirota and T. Ono,”PEG-PLA Nanoparticles Prepared by Emulsion Solvent Diffusion Using Oil-soluble and Water-soluble PEG-PLA” Mater. Lett., 64, 969-971 (2010).
  • F. Taminoto, Y. Kitamura, T. Ono and H. Yoshizawa, “A Versatile Biodegradable Polymer with a Thermo-reversible/irreversible Transition”, ACS Appl. Mater. Interfaces, 2, 606-610 (2010).
  • E. Kamio, H. Yoshizawa and T. Ono, “Modeling of Extraction Behavior of Docosahexanoic Acid Ethyl Ester by Utilizing Slug Flow Prepared by Microreactor”, AIChE J., 56, 2163-2172 (2009).
  • E. Kamio, T. Ono and H. Yoshizawa, “Design of a New Static Micromixer Having Simple Structure and Excellent Mixing Performance”, Lab Chip, 9, 1809-1812 (2009).
  • M. Muranaka and T. Ono, “Preparation of Monodisperse Polylactide Microspheres by Dispersion Polymerization Using a Polymeric Stabilizer with Hydroxyl Groups”, Macromol. Rapid Commun., 30, 152-156 (2009).
  • K. Tomita and T. Ono, “Heterogeneous Polymerization with Polyaspartate Macromonomer Having Vinyl Pendant Groups 1: Synthesis of Macromonomer and Dispersion Copolymerization of Styrene”, J. Polym. Sci. A., 47, 762-770 (2009).
  • E. Kamio, S. Yonemura, T. Ono and H. Yoshizawa, “Microcapsules with Macroholes Prepared by the Competitive Adsorption of Surfactants on Emulsion Droplet Surfaces”, Langmuir, 24, 13287-13298 (2008).

主な特許

  • 特願2010-192223 「脂肪族ポリエステルナノファイバーおよびその製造方法」
  • 特願2010-147438 「ヒドロゲルカプセルおよびその製造方法」
  • 特願2010-147437 「生分解性中空微粒子およびその製造方法」
  • 特願2009-260180 「超微小液滴調製装置」
  • 特願2009-060057 「界面活性剤,ポリマー,マイクロカプセル及びマイクロカプセルの製造方法」
  • 特願2009-053149 「生分解性多孔質微粒子,その製造方法および用途」
  • 特願2008-079375, PCT/JP2009/55816 「マイクロリアクター」
  • 特願2008-068290 「マイクロリアクター」