高 井 和 彦   (Kazuhiko Takai)  
                                   昭和29年12月生
    所属: 岡山大学大学院自然科学研究科応用化学専攻
         (工学部化学生命系学科兼担)
         Okayama University, Graduate School of Natural Science and
         Technology, Division of Applied Chemistry
         教授
         〒700-8530 岡山市北区津島中3丁目1番1号
         電話: 086-251-8097; FAX: 086-251-8094
         E-mail: ktakai@cc.okayama-u.ac.jp

    学歴
    昭和52年3月  京都大学工学部工業化学科卒業
    昭和54年3月  京都大学工学部工学研究科修士課程工業化学専攻修了
    昭和56年3月  京都大学大学院工学研究科博士後期課程工業化学専攻中退
    職歴
    昭和56年4月  京都大学工学部工業化学科 助手 (有機反応化学講座、野崎 一教授)
    昭和58年9月−59年8月 カリフォルニア大学バークレー校化学部博士研究員 (1983−84年)
               (Clayton. H. Heathcock教授)
    平成6年4月   岡山大学工学部精密応用化学科 助教授
    平成10年4月  岡山大学工学部精密応用化学科(現 物質応用化学科) 教授
    平成17年4月  岡山大学大学院自然科学研究科機能分子化学専攻 教授
    平成24年4月  岡山大学大学院自然科学研究科化学生命工学専攻 教授
    平成27年4月  岡山大学大学院自然科学研究科応用化学専攻 教授
               現在に至る

    学位   京都大学工学博士
         (アルミニウムを鍵原子とする両性反応剤を用いた合成反応に関する研究)
    賞罰   平成元年3月  第38回日本化学会進歩賞(昭和63年度)受賞
         (有機チタンおよびクロム反応剤による高選択的有機合成反応の開拓)
          平成20年11月  日本化学会論文誌BCSJ賞受賞
          平成21年2月  平成20年度有機合成化学協会協会賞(学術的)受賞
         (求核的な有機金属活性種の創製と合成への利用)
          平成26年3月  第66回日本化学会賞(平成25年度)受賞
         (4−7族金属の特性を活かした有機合成反応の開拓)

    専門分野   有機合成化学、有機金属化学
    主な研究テーマ
      金属の特徴を活かした高選択的合成反応の開発による高効率合成反応の開発
      ・遷移金属錯体(Re, Mnなど)を用いる新規触媒反応の開拓
      ・低原子価の前周期遷移金属(Cr、Ti、Ta)の利用
      ・金属の活性化(Zn、Mn、Al)と電子移動の制御
      ・有機金属反応活性種の創製と有機金属錯体の単離・構造決定


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