本文へスキップ

岡山大学ヘテロ原子化学研究室は有機電解合成を行っています。

TEL. 086-251-8074

研究紹介CONCEPT

黒星研究室・ヘテロ原子化学研究室の研究概要


・Viologen を用いた電解二量化

R (置換基) を変えることで親水性、疎水性などの溶解度を変えることができ、ビピリジル環に導入する官能基によって酸化還元電位も調節できます。そのため酸化・還元電位を自在に変えることもできるため目的に応じた有機還元剤を調節することもできます。

Viologenは自身が還元され還元剤となり、相手を還元することで再び使用できるため再生・再利用が可能

・Triphenyl Phosphine Oxide の還元

Triphenylphosphine は Wittig 反応や光延反応などの様々な反応で有用な試薬として使用されています。しかし、これらの反応で発生する Triphenylphosphine oxide は難燃性・難処理性の産業廃棄物として保管されています。これを還元することができれば有用な試薬を資源の有効活用ができ、また産業廃棄物の問題を解決することができます。

・活性炭に担持させてハロゲン化アリールの脱ハロゲン化

・活性炭に金属を担持させてハロゲン化アリールの電解還元
・Stacked-type cell を用いてダイオキシンを無害化し、活性炭に吸着した状態で無害化できる。

・その他研究テーマ

電子移動触媒系の創製と有機合成への展開
水系有機合成(環境調和型の有機合成)
βーラクタム系抗生物質の合成

過去の研究テーマ


岡山大学ヘテロ原子化学研究室

〒700-8530
岡山市北区津島中3丁目1番1号
岡山大学 工学部 化学生命系学科