岡山大学方式人工網膜 本文へジャンプ
今後の展開

基礎研究から医師主導治験へ
 人工網膜のような医療機器は、安全性の確認がもっとも重要である。現在、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と治験相談を始めて、医師主導治験の申請に向けて準備している。光電変換色素を使った人工網膜による治療の適応は、初期の段階では、網膜色素変性症で光覚を失った眼に限る予定である。このような治療適応の基準を含めて、網膜色素変性症の患者団体であるJRPS(日本網膜色素変性症協会)岡山県支部の皆様と相談し、治療計画を作成している。人工網膜の実現を期待し、応援してくれているJRPS岡山県支部との連携を大切にしてゆきたいと思っている。
 
次へ
岡山大学医学部眼科学教室HP→  ◎岡山大学工学部高分子材料学研究室HP→